Protective Coating Studio ─ 架空 Sample
水のように、均す。
光を、塗りで飼いならす。
塗膜は、最後に手で触れる「建築の皮膚」。
波ひとつ立てない平滑さと、十年の紫外線に耐える強さを
同じ一層で両立させます。
カーソルを動かすと、塗膜の表面が波打ちます。
ひと刷毛のむらも、
十年後には影になる。
塗膜は、建築が最後に身につける皮膚です。凪は塗料が乾くまでの数十分の「動き」を読み切り、波が引いた一点で仕上げます。仕上がった面が、何も起きていないように静かであること。
それが、私たちの基準です。
The Film ── 三層
一枚に見えて、三層。
凪の標準は役割の異なる三つの層を重ねて、一つの平滑な面をつくる構成です。断面で見ると、仕事の順序がそのまま層になっています。
01 / 下層
下地調整Primer
素地のうねりと吸い込みを止め、上の層がまっすぐ乗るための土台をつくる層。ここの精度が、最終的な平滑さを決めます。
02 / 中層
主剤Base coat
色をのせ、質感を決める層。塗料の流動を時間で管理し、刷毛目を残さず均一に展ばします。ここが、凪のいちばんの腕の見せどころ。
03 / 表層
保護膜Top coat
紫外線・雨・汚れを受け止める、最外層。艶と耐候を設計値で固定し、十年先の表情まで見据えて閉じます。
Method ── 設計
凪に至る、四つの手当て。
現場ごとに、条件は違います。
だから決まった手順ではなく、「見極めの順序」として設計しています。
i
読む
素材・方角・湿度を測り、塗料が乾くまでの動きを予測する。
ii
合わせる
環境に合わせて粘度と乾燥速度を調整し、波の出ない配合を決める。
iii
均す
流動が止まる一点を待ち、その瞬間に最後の刷毛を入れる。
iv
護る
硬化を見届け、艶と膜厚が設計どおりに固定されたかを確認する。
Scope ── 守備
凪が引き受ける、表面。
平滑性と耐候が問われる面を中心に、素材を選ばず設計します。
難しい条件ほど、設計の差が表に出ます。
対応素材 / Surfaces
- 外壁 モルタル・サイディング
- 木部 軒・格子・建具
- 金属 鉄部・アルミ・各種建材
- コンクリート 打ち放しの保護
対応環境 / Conditions
- 海沿いの塩害・飛来塩分の多い立地
- 西日・高日射にさらされ続ける面
- 結露の多い北面・水まわり
- 既存の意匠を変えずに護りたい面
あなたの壁を、凪に。
一面の写真と、気になっていることをひとつ。
そこから、塗膜の設計を始めます。見積りの前に、まず面を読ませてください。
※ これは架空ブランドのポートフォリオ用サンプルです